追悼・立花隆

立花隆が亡くなったらしい。

立花隆といえば、私にとってはまず第一に「近所のおじさん」である。彼の自宅兼事務所、通称猫ビルは実家の近くにあったので、彼をよく目撃したのである。

とくに朝、学校に行くときに、近所の駅ビルのパン屋でパンを買って帰る途中の立花氏とすれ違うことが多かった。取材用のベージュ色のベストを着て、若干猫背で歩く背の低い彼の面影がいま私の脳裏に浮かんでいる。

もちろん彼の著作も楽しく読んできた。

近日中に『中核対革マル』を読み返して哀悼の意を表したい。

からしそばをつくる

keisato.hatenablog.jp

先日、からしそばを食べて感動した旨を書いたが、実際に作ってみた。

レシピは上の記事にも引用したこれである。

cookpad.com

こんな感じになった。

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麺が若干伸びすぎだった気がするが、それでも大変おいしかった。

正直、いまこの写真を見てるだけでもよだれが出てくるほどだ。

比較的簡単にできるのもうれしい。リピート確定だ。

蘭州牛肉麺

農学部横に蘭州牛肉麺の店ができていたので行ってみた。

店内は広さを持て余してる感もあるが、基本的にはきれいである。

麺大盛りだったが、食べやすい味なので一気呵成に完食した。

しかし買ったばかりのズボンに油染みができてしまった。食べ方には気をつけないと…。

Spotify再生ランキング(2021年4-5月)

以前の記事で、今年の3月にわたしがSpotify上で再生した曲のランキングを発表した。

keisato.hatenablog.jp

今回は4月、5月分を発表する。10回以上再生したものが対象だ。

4月
track artist n
1998 Lamp 73
夢の国 Lamp 63
渚アラモード Lamp 54
さち子 Lamp 43
抱きよせたい Lamp 43
Why You - Funkin Matt Remix KAPPEKOFF 42
旅人 Lamp 42
誰も知らない Lamp 40
君とぼくとのさよならに Lamp 37
ムード・ロマンティカ Lamp 36
Let It Be - Remastered 2015 The Beatles 35
Voyager Daft Punk 35
冷ややかな情景 Lamp 35
雨降る夜の向こう Lamp 34
空想夜間飛行 Lamp 34
Why You KAPPEKOFF 31
遠い旅路 Lamp 25
心の窓辺に赤い花を飾って Lamp 25
The French Riviera Isabelle Antena 24
シンフォニー Lamp 23
恋人と雨雲 Lamp 23
ブルー Lamp 21
Veridis Quo Daft Punk 18
Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers) Daft Punk 15
Short Circuit Daft Punk 15
君が泣くなら Lamp 14
Sam the Samba Man - Remix The Rah Band 13
影の唄 KIRINJI 13
Skin on Skin Franc Moody 12
Just for You and Me Isabelle Antena 11
Reminiscing - Remastered Little River Band 11
Gentle Smiles (Saxy) Gary Bartz 10
最終列車は25時 Lamp 10

基本Lampばかり聴いており、呆れるほど幅の狭いラインナップである。
KAPPEKOFFというのはノルウェーかどこかのDJで、何かで聴いてはまった。

5月
track artist n
明日になれば僕は Lamp 66
Only so Much Oil in the Ground Tower Of Power 47
Falcon The Rah Band 44
愛の言葉 Lamp 44
雨のメッセージ Lamp 36
Georgia Boz Scaggs 35
影の唄 KIRINJI 35
最終列車は25時 Lamp 30
Come Back, Baby Tower Of Power 29
渚アラモード Lamp 29
It's Not the Crime Tower Of Power 27
抱きよせたい Lamp 26
恋は月の蔭に Lamp 26
I Won't Leave Unless You Want Me To Tower Of Power 24
ムード・ロマンティカ Lamp 24
Maybe It'll Rub Off Tower Of Power 22
(To Say the Least) You're the Most Tower Of Power 19
ブルー Lamp 19
1998 Lamp 18
What Is Hip? Tower Of Power 18
Can't You See (You Doin' Me Wrong) Tower Of Power 17
日曜日のお別れ Lamp 17
Give Me the Proof Tower Of Power 16
Willing to Learn Tower Of Power 16
It Can Never Be the Same Tower Of Power 15
Toi Et Moi Paradis 15
I Believe in Myself Tower Of Power 14
誰も知らない Lamp 14
暗闇坂むささび変化 はっぴいえんど 13
雨降る夜の向こう Lamp 12
冷ややかな情景 Lamp 12
It's Over Boz Scaggs 11
Jump Street Boz Scaggs 11
Slipin' 'n' Slidin' Jamiroquai 11
Walkin' up Hip Street Tower Of Power 11
Your Love Is King Sade 11
君とぼくとのさよならに Lamp 11
さち子 Lamp 10
ひろがるなみだ Lamp 10
空想夜間飛行 Lamp 10
心の窓辺に赤い花を飾って Lamp 10

前半はLamp、後半はTower of Powerにはまっていた。この2つが大半を占めている。


延べ再生回数は3月が2446曲、4月が1781曲、5月が1851曲と推移している。3月に比べると音楽を聴く頻度は落ちているようである。

日ごとにみてみると、4月は23日に133曲聴いているのが最高で、最低は21日の4曲。5月は最高188曲(4日)、最低16曲(5日)となっている。


ちなみに上のデータは基本的にRで分析しているのだが、月ごとにデータフレームを分けて単一のリストの成分とし、purrr::map()で操作する方針で行ったら非常に早くできた。purrr最高ならずや。

美術館に行く

京都国立近代美術館ピピロッティ・リスト展に行ってきた。

www.momak.go.jp

予想通りというべきか、面白いことは面白かったのだが、正直もう少し下調べしてからいけばよかったと思った。

ピピロッティ・リストという人がどういう意図を持って創作しており、美術界においてどういう流れに位置づけられるのか、少し見当をつけてから行ったらもっと楽しかっただろうなあ。

現代アートは作品の技巧よりもコンセプトとかコンテキストが重要なことが多いと思うので。

現代アートの鑑賞はその作品からどのような思想的インパクトが読み込めるのか、想像するという行為だとわたしは思っている。

いわば論文なり書籍なりのインパクトを評価するという行為に近い。

加えて、自分自身の研究のインパクトをどう生み出していくかという実践的課題に対してもヒントを与えてくれるものだろう。

そういう意味では現代アートの鑑賞は研究にも役立てられるのではなかろうか。


常設展にも行った。面白かった作品を列挙する。

  1. 都路華香「達磨図」
    キュートなだるまさん。

  2. 福田平八郎「少女」
    めかしこんだ女の子の立ち姿。Tシャツにプリントしたくなるかっこよさ。

  3. 山岡良文「作品」
    戦前の作。明らかにカンディンスキーとかモンドリアンの影響を受けているが、余白がたっぷり取られているところがよいと思う。日本でもこの系統の抽象絵画は戦前から受容されていたのですな。

そのほか工芸作品などでも印象的なものがかなりあった。

またフルクサス特集のコーナーも組まれていて、草間彌生の初期の作品なども展示されていたぞ。

常設展のほうは、順番に一つ一つ見るのではなく、とりあえず目に留まった(一目惚れした)作品だけをじっくり鑑賞するというスタイルで回ってみたのだが、このやり方で充分楽しめると思った。

もちろん、特定の作家のレトロスペクティブなど、「順を追って見ていく」ことに意義があるような場合もあるが。

ちなみに向かい側の京都市美術館はリニューアルしてから結局一度も行っていないので、近いうちに行きたい。

素敵な作品に心が動かされる感覚はよいものですね。やっぱり美術館には定期的に行っておいたほうがいい。


あまり関係ないが、帰りに吉田寮の前を通ったら新作看板が大量に描き下ろされていた。一番面白かったのはこれ。

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クスクスをつくる

前からクスクスを食べてみたかったのだが、カルディで見つけたので試しに料理してみた。

クスクスソースというのも売っており、これをまぜてチンすればいいとの由だったので、そのとおりにしてみた。

玉ねぎとパプリカを一口大に切って入れてみた。

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写真は改善の余地があるが(もうすこしおいしそうに写せたかもしれない)、実際には非常によかった。

予想はしてたけど、やっぱり食感が独特だな。つぶつぶのパスタのような。

まだ余ってるので今度はもう少し手を加えてみたい。

肉を入れてもいいな。

またハリッサなる調味料を入れてしまえば簡単にいい感じの味がつくようである。

www.kaldi.co.jp

カルディ偉大ならずや。

研究の一環としての読書の類型

読書(論文含め)は研究活動のなかでも重要な位置を占めるが、ひとくちに読書といってもその目的や内容はさまざまである。最近、研究の一環としての読書の類型を便宜的に考えてみたのでここに書いておく。

  1. とりあえず自分の研究に関する領域のレビューをする
    もっとも基本的な読書。目的は無数にある。着想を得る、方法を参考にする、構成を参考にする、など

  2. 思想とか理論系の本をよむ
    自分の研究の意義をひろく考えるため

  3. 教科書的な知識をインプットする
    他の人の研究をおもしろがれるようにすることと、将来的な授業の準備のため

以上。

からしそば

からしそばなる食べ物がある。

餡かけ焼きそばの餡にからしが入っている、独特な料理である。

京都のいくつかの中華屋でしか出していないという。

数えてみれば京都にもう5年強住んでるのだが、いまだに食べたことがなかった。

しかしきょう、京都駅八条口の「ハマムラ」でメニューにあるのを見て、注文してみた。

果たして、

大変美味であった!

自分でもつくりたくなった。

近いうちにやってみようと思う。

cookpad.com

ソファ導入

Gが終わったので予定通り人をダメにするソファを買いに行ったのだが、予想以上に高かったので、ニトリのビーズソファにした。

機能的にはほとんど同じだ。まあこっちでもカバーとあわせると10000円くらいするが...。

しかしまあ、予想通りというべきか、最高ですわな。

あるとないのでは部屋にいるときのリラックス度合いがぜんぜん違う感じがする。

わけあって非常に壁の薄い物件に住んでいるので、そもそもがぜんぜんストレスフリーな部屋ではないのだが、だからこそこのようにリラックスできる手立てを打っておくのは重要であると実感した...。

かわいやクリスト

www.imdb.com

今日はこの映画を観に行った。

晩年のクリストがイタリアの湖で行ったプロジェクトの一部始終を描いたものだ。

en.wikipedia.org

感想は色々言えるが、もっとも印象的なのはやはり、クリストの人柄。

あらゆることでスタッフや関係者と揉めに揉め、とても好々爺とはいいがたいのだが、それでもどこか憎めず、かわいらしい。

あのかわいさはどこから来るのか。やはりカリスマ性のなせる業なのか。

あの人柄には惹きつけられるよなあ。

ちなみにクリストとジャンヌ=クロードは誕生日まで同じらしい。ちょっと感動的ですらある。

en.wikipedia.org