Spotify再生ランキング(2021年4-5月)
以前の記事で、今年の3月にわたしがSpotify上で再生した曲のランキングを発表した。
今回は4月、5月分を発表する。10回以上再生したものが対象だ。
4月
track | artist | n |
---|---|---|
1998 | Lamp | 73 |
夢の国 | Lamp | 63 |
渚アラモード | Lamp | 54 |
さち子 | Lamp | 43 |
抱きよせたい | Lamp | 43 |
Why You - Funkin Matt Remix | KAPPEKOFF | 42 |
旅人 | Lamp | 42 |
誰も知らない | Lamp | 40 |
君とぼくとのさよならに | Lamp | 37 |
ムード・ロマンティカ | Lamp | 36 |
Let It Be - Remastered 2015 | The Beatles | 35 |
Voyager | Daft Punk | 35 |
冷ややかな情景 | Lamp | 35 |
雨降る夜の向こう | Lamp | 34 |
空想夜間飛行 | Lamp | 34 |
Why You | KAPPEKOFF | 31 |
遠い旅路 | Lamp | 25 |
心の窓辺に赤い花を飾って | Lamp | 25 |
The French Riviera | Isabelle Antena | 24 |
シンフォニー | Lamp | 23 |
恋人と雨雲 | Lamp | 23 |
ブルー | Lamp | 21 |
Veridis Quo | Daft Punk | 18 |
Get Lucky (feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers) | Daft Punk | 15 |
Short Circuit | Daft Punk | 15 |
君が泣くなら | Lamp | 14 |
Sam the Samba Man - Remix | The Rah Band | 13 |
影の唄 | KIRINJI | 13 |
Skin on Skin | Franc Moody | 12 |
Just for You and Me | Isabelle Antena | 11 |
Reminiscing - Remastered | Little River Band | 11 |
Gentle Smiles (Saxy) | Gary Bartz | 10 |
最終列車は25時 | Lamp | 10 |
基本Lampばかり聴いており、呆れるほど幅の狭いラインナップである。
KAPPEKOFFというのはノルウェーかどこかのDJで、何かで聴いてはまった。
5月
track | artist | n |
---|---|---|
明日になれば僕は | Lamp | 66 |
Only so Much Oil in the Ground | Tower Of Power | 47 |
Falcon | The Rah Band | 44 |
愛の言葉 | Lamp | 44 |
雨のメッセージ | Lamp | 36 |
Georgia | Boz Scaggs | 35 |
影の唄 | KIRINJI | 35 |
最終列車は25時 | Lamp | 30 |
Come Back, Baby | Tower Of Power | 29 |
渚アラモード | Lamp | 29 |
It's Not the Crime | Tower Of Power | 27 |
抱きよせたい | Lamp | 26 |
恋は月の蔭に | Lamp | 26 |
I Won't Leave Unless You Want Me To | Tower Of Power | 24 |
ムード・ロマンティカ | Lamp | 24 |
Maybe It'll Rub Off | Tower Of Power | 22 |
(To Say the Least) You're the Most | Tower Of Power | 19 |
ブルー | Lamp | 19 |
1998 | Lamp | 18 |
What Is Hip? | Tower Of Power | 18 |
Can't You See (You Doin' Me Wrong) | Tower Of Power | 17 |
日曜日のお別れ | Lamp | 17 |
Give Me the Proof | Tower Of Power | 16 |
Willing to Learn | Tower Of Power | 16 |
It Can Never Be the Same | Tower Of Power | 15 |
Toi Et Moi | Paradis | 15 |
I Believe in Myself | Tower Of Power | 14 |
誰も知らない | Lamp | 14 |
暗闇坂むささび変化 | はっぴいえんど | 13 |
雨降る夜の向こう | Lamp | 12 |
冷ややかな情景 | Lamp | 12 |
It's Over | Boz Scaggs | 11 |
Jump Street | Boz Scaggs | 11 |
Slipin' 'n' Slidin' | Jamiroquai | 11 |
Walkin' up Hip Street | Tower Of Power | 11 |
Your Love Is King | Sade | 11 |
君とぼくとのさよならに | Lamp | 11 |
さち子 | Lamp | 10 |
ひろがるなみだ | Lamp | 10 |
空想夜間飛行 | Lamp | 10 |
心の窓辺に赤い花を飾って | Lamp | 10 |
前半はLamp、後半はTower of Powerにはまっていた。この2つが大半を占めている。
延べ再生回数は3月が2446曲、4月が1781曲、5月が1851曲と推移している。3月に比べると音楽を聴く頻度は落ちているようである。
日ごとにみてみると、4月は23日に133曲聴いているのが最高で、最低は21日の4曲。5月は最高188曲(4日)、最低16曲(5日)となっている。
ちなみに上のデータは基本的にRで分析しているのだが、月ごとにデータフレームを分けて単一のリストの成分とし、purrr::map()
で操作する方針で行ったら非常に早くできた。purrr
最高ならずや。
美術館に行く
京都国立近代美術館のピピロッティ・リスト展に行ってきた。
予想通りというべきか、面白いことは面白かったのだが、正直もう少し下調べしてからいけばよかったと思った。
ピピロッティ・リストという人がどういう意図を持って創作しており、美術界においてどういう流れに位置づけられるのか、少し見当をつけてから行ったらもっと楽しかっただろうなあ。
現代アートは作品の技巧よりもコンセプトとかコンテキストが重要なことが多いと思うので。
現代アートの鑑賞はその作品からどのような思想的インパクトが読み込めるのか、想像するという行為だとわたしは思っている。
いわば論文なり書籍なりのインパクトを評価するという行為に近い。
加えて、自分自身の研究のインパクトをどう生み出していくかという実践的課題に対してもヒントを与えてくれるものだろう。
そういう意味では現代アートの鑑賞は研究にも役立てられるのではなかろうか。
常設展にも行った。面白かった作品を列挙する。
都路華香「達磨図」
キュートなだるまさん。福田平八郎「少女」
めかしこんだ女の子の立ち姿。Tシャツにプリントしたくなるかっこよさ。山岡良文「作品」
戦前の作。明らかにカンディンスキーとかモンドリアンの影響を受けているが、余白がたっぷり取られているところがよいと思う。日本でもこの系統の抽象絵画は戦前から受容されていたのですな。
そのほか工芸作品などでも印象的なものがかなりあった。
またフルクサス特集のコーナーも組まれていて、草間彌生の初期の作品なども展示されていたぞ。
常設展のほうは、順番に一つ一つ見るのではなく、とりあえず目に留まった(一目惚れした)作品だけをじっくり鑑賞するというスタイルで回ってみたのだが、このやり方で充分楽しめると思った。
もちろん、特定の作家のレトロスペクティブなど、「順を追って見ていく」ことに意義があるような場合もあるが。
ちなみに向かい側の京都市美術館はリニューアルしてから結局一度も行っていないので、近いうちに行きたい。
素敵な作品に心が動かされる感覚はよいものですね。やっぱり美術館には定期的に行っておいたほうがいい。
あまり関係ないが、帰りに吉田寮の前を通ったら新作看板が大量に描き下ろされていた。一番面白かったのはこれ。
クスクスをつくる
前からクスクスを食べてみたかったのだが、カルディで見つけたので試しに料理してみた。
クスクスソースというのも売っており、これをまぜてチンすればいいとの由だったので、そのとおりにしてみた。
玉ねぎとパプリカを一口大に切って入れてみた。
写真は改善の余地があるが(もうすこしおいしそうに写せたかもしれない)、実際には非常によかった。
予想はしてたけど、やっぱり食感が独特だな。つぶつぶのパスタのような。
まだ余ってるので今度はもう少し手を加えてみたい。
肉を入れてもいいな。
またハリッサなる調味料を入れてしまえば簡単にいい感じの味がつくようである。
カルディ偉大ならずや。
研究の一環としての読書の類型
読書(論文含め)は研究活動のなかでも重要な位置を占めるが、ひとくちに読書といってもその目的や内容はさまざまである。最近、研究の一環としての読書の類型を便宜的に考えてみたのでここに書いておく。
とりあえず自分の研究に関する領域のレビューをする
もっとも基本的な読書。目的は無数にある。着想を得る、方法を参考にする、構成を参考にする、など思想とか理論系の本をよむ
自分の研究の意義をひろく考えるため教科書的な知識をインプットする
他の人の研究をおもしろがれるようにすることと、将来的な授業の準備のため
以上。
かわいやクリスト
今日はこの映画を観に行った。
晩年のクリストがイタリアの湖で行ったプロジェクトの一部始終を描いたものだ。
感想は色々言えるが、もっとも印象的なのはやはり、クリストの人柄。
あらゆることでスタッフや関係者と揉めに揉め、とても好々爺とはいいがたいのだが、それでもどこか憎めず、かわいらしい。
あのかわいさはどこから来るのか。やはりカリスマ性のなせる業なのか。
あの人柄には惹きつけられるよなあ。
ちなみにクリストとジャンヌ=クロードは誕生日まで同じらしい。ちょっと感動的ですらある。