軽装備でええやん
ひさびさにCloud LaTeXでスライドを作ってみたが、デフォルトで日本語用Beamerのテンプレが入っており、めちゃくちゃ簡単にできた。
もちろん、色などはカスタマイズしたけれども、パワポのマスターでデザインを設定するよりも早いと思う。
私もTeXにはいろいろとかかずりあってきたが、なんだかんだいってもうCloud LaTeXでええやんという気になっている。別に一から環境構築せんでええやん、と。
文献管理はGoogle Scholarで、執筆はCloud LaTeXでええやんと。
これくらい軽い装備のほうが使いこなしやすいのだ。
最近の映画事情
観たい映画
すこし前になるが、アップリンク京都でヤン・シュヴァンクマイエルの『オテサーネク』を観た。
シュヴァンクマイエルは観たことなかったのだが、ギャグセンが良すぎる。
私にはかなり響きそうだ。
上のやつだと、話題になっているノマドランドと、クリストだけは是が非でも観に行きたい。
中学校の美術の資料集で一目見て心を奪われて以来、クリストは私のアイドルなのである。。。
もう逢えないケド。。。
What is Hip?
🎶 Tell me tell me if you think you know!
カジュアルに憲法を読む
今日、ふと思い立ってスマホで日本国憲法と検索して、憲法をあらためて読んでみたのだが、かなり面白かった。
憲法を読むといいこと
自分がいろいろな権利を持っていることに気付かされる(日本国籍を持っている場合に限られるが)
俺はいろいろやっていいんだという気持ちになる。毎日朝起きて日本国憲法、とくに第3章を読む、というようなモーニング・ルーティンもありなのではないか。現実への問題意識が湧き上がってくる
差別の禁止とか学問の自由とか言ってるが、現実と乖離していてため息が出る。しかしそのギャップに対する違和感こそが問題意識であり、私のような分野ではメシの種にもなるのだ...。国政の諸制度の復習になる
選挙は衆議院解散から40日以内とか、忘れてたよ...。ニュースが面白くみられるようになるかも。
次は労働基準法を読もうと思う。
筋トレの脱埋め込み
最近、ジムなぞに通っている。私の主な目的は肩こりの解消と更衣室に併設されている風呂に入ることなのだが、当然筋肉を鍛えるために通っている人も少なくない。
筋肉を鍛えるためにわざわざ大掛かりなマシンなどを使わなければいけないところに、私は一抹の悲哀を感じずにはいられない。わざわざ意図的に鍛えようとしなくても筋肉を鍛えることはできるからだ。
私はかつてエチオピアの農村に行ったことがある。当然だが、その村には筋トレマシンの類は一切ない。
だが村の人たち、とくに男性は農作業によって自然と鍛えられるようで、彼らの背筋や上腕部の筋肉は、ランニングシャツの上からわかるほど盛り上がっていた。農作業で使う分だけ過不足なく鍛えられた彼らの筋肉には実に無駄がなく、とても美しかった。
このような「巧まずして鍛えられた筋肉」、「意図せずして行われた筋トレ」は、アフリカに限らず世界中の農村で観察できるはずだ。
したがって、農業従事者が人口の大半を占めていた時代は、筋トレなどという概念そのものが存在しなかったに違いない。
しかし産業構造が高度化すると、筋力が要求される仕事についている人はもはや少数派となる。その一方で健康志向は高まる。男性の場合、マスキュリニティ信奉も根強い。
そこで人々は、仕事とは別に筋トレを行うようになる。産業構造の高度化に伴い、筋トレは労働に埋め込まれた動作から、意図的に行われる行為へと変質したのだ。
この事態を筋トレの脱埋め込みと呼びたい。
ドラマァ
最近、The Bold Typeというアメリカのドラマを観ている。
主人公たちの身の回りに色々と波風が立ち、解決しても一難去ってまた一難という展開が続く(まあドラマってそういうものか)。
めちゃくちゃ凡庸な感想だが、そういう困難を頑張って乗り越えていくその描写がとても参考になる。
最終シーズンが5月26日から配信されるらしいが、まあみてしまうでしょうな。
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しかし、アメリカの大企業の役員ってほとんど特権階級みたいになってるんですね。
主人公の勤めている会社(大手出版社)が舞台になることが多いのだが、そこでは一般社員と役員がまったく異質な存在として描かれている。
アメリカの大企業の役員報酬がエグいことは知られているが、役員と一般社員の間にはほとんど身分制度的なまでの懸隔が生まれているようにみえる。たとえば役員と一般社員のカップルが出てくるのだが、それも「普通はありえない」みたいな前提で演出されている。ベタな階級社会の描写やんけ。
はんことマクローリン展開
図書館でのバイト中に、返却されたこの本が目に留まった。著者の名前に見覚えがあったからだ。
よく見ると、私が高校で数学を教わっていた人だった。
パラパラめくっていると、最後のほうにマクローリン展開の説明が出ていた。統計学の学習に必要だがいまいち理解できていないトピックだった。
しかしこの本の説明はとてもわかりやすかった。一読後、私は傍らのノートとペンをとって、数式を書き下していった。最後まで書き終わった瞬間、腑に落ちた感覚があった。
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しばらくして、佐藤氏にまつわる奇妙な思い出がよみがえってきた。
ある日のこと、私は登校してから、学校に提出しなければならない書類に印鑑を押し忘れていたことに気づいた。しかし締切が当日中で時間がない。
そこで私は一計を案じた。同じ苗字の佐藤氏のところに行って、無理を言ってはんこを借りたのである。氏は苦笑しながらもはんこを貸してくれた。私は丁重にお礼を述べた。
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当時の私は全く数学に興味がなかったので、彼に教わったことはほとんど覚えていない。したがって私にとっての佐藤氏のイメージも、「はんこを貸してくれた人」というのにとどまっていた。
だが今日、私は彼が数学教師として卓越した人物であることにはじめて気づいたのである。
Dark Reader
私はMacユーザだがブラウザはMicrosoft Edgeを使っている。
かつてはかなり使いづらい印象だったのだが、最近はChromeライクなUIに変わっていて便利である。
それでいてChromeのようにGoogleに常時ログインした状態で使わなくていいので、気が楽だ。
おすすめの拡張機能がある。Dark Readerという。
Webサイトの表示を、もとの配色に関わらず、黒地に白文字に変換してくれるというものだ。
これ、目がめちゃくちゃ楽になります。
これのおかげで毎日論文漁りがはかどっている。
京大は電子ジャーナルにアクセスするときにプラグインを使わないといけないのだが、これがChromeとFirefoxにしか対応していない。だがEdgeではChrome版が使える、よかったね。
ちなみにEdgeはタブをファビコンだけの表示で縦に開けたりもして、これが結構重宝する。よく考えたらパソコンのディスプレイなんてだいたい横長なんだから、横に展開するより縦に展開してくれたほうが画面が見やすいに決まっている。まあ他のブラウザでも拡張機能を入れればできるだろうが、デフォで可能なところが心憎い。
2021年3月の私のSpotify再生回数トップ10
まったく需要のない記事を書きます。
音楽の趣味が似ていると仲良くなりやすいというのは経験的によく知られたことであります。
なので、友だちが欲しかったら音楽の話をすればよい。
しかし、お気に入りのアーティストがいくつもあって、それぞれに強い思い入れがある、 というのでない限り、自分がどんな曲を聞いているかは、案外忘れてしまうものです。
ですが、
自分の視聴履歴を記録していけば、自分がどんな音楽が好きか、正しく分かるのではないか?
そう思ったので、実際に記録してみました。
前提として、私は音楽はほとんどSpotifyで聴きます。
便利なことに、IFTTTを使うとSpotifyの視聴履歴をGoogle Sheetsにリアルタイムで書き出せます。
そのシートに記録した情報をもとに、Rで集計1してみました。
2月の途中から始めたので、フルで揃ってる月は3月が最初です。
なのでとりあえず3月を対象期間として、トラック単位で再生回数の多い順に10個ならべてみました。
アーティスト | 曲 | 再生回数 | 割合 |
---|---|---|---|
Lamp | 空想夜間飛行 | 74 | 0.03 |
Lamp | 渚アラモード | 74 | 0.03 |
Lamp | さち子 | 58 | 0.02 |
Lamp | ムード・ロマンティカ | 54 | 0.02 |
Lamp | 夜風 | 48 | 0.02 |
Lamp | 冷ややかな情景 | 46 | 0.02 |
Lamp | 君を待つ間に | 43 | 0.02 |
Lamp | 抱きよせたい | 41 | 0.02 |
Lamp | 6号室 | 40 | 0.02 |
Lamp | 遠い旅路 | 38 | 0.02 |
はい。記録しなくてもよかったですね。トップ10がLampによって独占されています。
Lamp以外でトップ20に入っているのは
- The Rah Band - Falcon (12位)
- Rollercoaster - Crunch (inst.) (20位)
のみです。Rah Bandは有名だとおもいますが、Rollercoasterというのは2000年代に活動していた韓国のバンドです。
いわゆる渋谷系界隈のサウンドが好きな人は間違いなくはまるでしょう。
上の曲のリンクを貼って差し上げます。
また、気が向いたらやります。
-
googlesheets4
というパッケージが便利です↩