タイミングがいいと嬉しい

昨日運転免許の更新とかいうのに行ってきたのだが、京都の免許試験場はめちゃくちゃ辺鄙なところにあるので行って帰ってくるだけで半日仕事になってしまう。

このあたりは、というか京都駅より南側は基本的に工業地帯なのだが、雰囲気は嫌いではない。淀川沿いの紅白煙突から煙が立ちのぼる光景などは小津の『小早川家の秋』のラストシーンのようである。それにこのへんは交通の要所としての歴史もある。

ただ交通の便が悪いことはたしかである。京阪の淀駅からのバスは一時間に一本しかなく、昨日も30分待ちになった。しかし運良く駅前に銀行があるのを発見し、そこでわりと急いで対応しなければならなかった用事を済ませることができた。銀行から出たらちょうどバスが来たところだった。かようにタイミングがよいと嬉しい。